正直であること

広告や商品説明では絶対に嘘をついてはいけない。

 

売り手はお客は騙せると思っているかもしれないが、お客様は売り手よりもはるかに賢い。受け答えや、説明、考え、行動が一致していればお客様は必ずそれを感じ取る。

 

たまに胡散臭い広告や商品説明を見かけることがある。ものを売りたいがために事実をでっち上げて書いている広告を見かけることがある。

 

私自身もかつて訪問販売のセールスをしていた時のことを振り返ると反省すべき点がたくさんある。その商品を売りたいがばかりに「この商品は〇〇で買うと1万円はします。それが今僕から買えば3千円ですよ!」とか、自分が果物の販売をしている時には実際に自分が試したことがない果物を「この果物は甘くて果汁たっぷりですよ!」などと説明していた。

 

だが、いくら口先だけで上手いことを言おうとしても事実ではないことを言ってみたり、事実かもしれないが実際に自分が試したこともない、自分自身がその商品の価値をわかっていない状態でいくらその商品の説明をしても、その私の言葉はリアリティーに欠けお客様にも伝わってしまう。

 

私は過去の自分の反省も踏まえ、セールス以前に全ての人や物事に対して常に正直な人間であろうと思う。そうやって日々を生きていると後ろめたい事など何もないし毎日を気持ちよく過ごすことができる。人に嘘をついたり騙している人は、その時は得をしたと思っていても心のどこかで気まずさや後ろめたさを感じながら生きている。人はそういう人を直感で見抜くものなんだと思う。

 

セールスのみならず、普段からあなたの言っていることや行動が全て本当なのか、今一度見直してみよう。